上柿崇英について


環境哲学と人間学の架橋(上柿崇英 
/尾関周二編)
環境哲学と人間学の架橋
上柿崇英/尾関周二編


研究会誌『現代人間学・
人間存在論研究』

   

自己紹介

氏名:上柿崇英(Takahide Uegaki)

年齢:38歳(1980年生まれ)
所属:大阪府立大学現代システム科学域
職名:准教授
学位:博士(学術)[東京農工大学(2008年)]


専門分野

  • 環境哲学(Environmental Philosophy)
  • 現代人間学

研究キーワード

    

環境・エコロジー思想, サステイナビリティ学, 環境社会理論, 人間存在論, 〈共同〉論, エコロジー経済学, 社会―生態システム論, 〈近代〉論, 〈信頼〉の哲学, 学問論(学際論)

        

経歴

学歴

  • 2002年3月:信州大学農学部森林科学科修了
  • 2005年3月:東京農工大学農学研究科共生持続社会学専攻(修士)修了
  • 2008年9月:東京農工大学連合農学研究科(博士)修了

職歴

  • 2008年11月-2011年3月:茨城大学「サステイナビリティ学教育プログラムー」教育コーディネーター
  • 2011年4月-2011年4月:鹿児島大学「かごしまるルネッサンスアカデミー」プロジェクト研究員
  • 2011年5月-2012年3月:鹿児島大学産学官連携推進機構 特任講師
  • 2012年4月-:大阪府立大学現代システム科学域 准教授(現在に至る)

受賞

        

研究業績

著書
  上柿崇英/尾関周二編(2015)『環境哲学と人間学の架橋――現代社会における人間の解明』 世織書房

総論
人間学とは何かー人間学から環境哲学への架橋/環境哲学とは何かー環境哲学から人間学への架橋

第1部人間学から環境哲学への架橋
「真の環境ラディカリズム」と“自然さ”の視点ー小原秀雄の“自己家畜化”論を手懸りに/環境危機を踏まえた人間の現代的なあり方ー「ケアの倫理」批判から考える/環境化する情報技術とビット化する人間ー現代情報社会における人間存在を問い直す/現代における根こぎとアイデンティティの問題

第2部 環境哲学から人間学への架橋
環境哲学における「持続不可能性」の概念と「人間存在の持続不可能性」/環境哲学・倫理学からみる「鳥獣被害対策」の人間学的意義ー“いのち”を活かしあう社会のために/環境哲学と「場」の思想/人間にとっての共生を考えるー“共”の視座からのアプローチ
※本書の詳細は チラシの方をご覧下さい。
著書(分担執筆)
  1. 上柿崇英(2016c)「「環境」とは何か――「自然環境」「社会環境」「人間」の関係性」『「環境を守る」とはどういうことか――環境思想入門』尾関周二/環境思想・教育研究会編集、岩波書店、pp.7-15)。
  2. 上柿崇英(2016b)「持続可能性と共生社会――〈人間の持続〉と「自己完結社会」という視座」尾関周二/矢口芳生監修、亀山純生/木村光伸編 『共生社会Ⅰ―共生社会とは何か』 、農林統計出版、pp.119-136)。
  3. 上柿崇英(2015a)「〈生活世界〉の構造転換――“生”の三契機としての〈生存〉〈存在〉〈継承〉の概念とその現代的位相をめぐる人間学的一試論」『自然といのちの尊さについて考える――エコ・フィロソフィとサステイナビリティ学の展開』 竹村牧男/監修 中川光弘/監修 岩崎大/編著 関陽子/編著 増田敬祐/編著、ノンブル社、pp.99-156)。※チラシ
  4. 上柿崇英(2011b)「社会システムとエコシステムの媒介点としての<農> ――『社会―生態システム』の視点から――」(尾関周二/亀山純生/武田一博/穴見愼一編『<農>と共生の思想――<農>の復権の哲学的探究――』 農林統計出版 (第5章:pp.111-132))
  5. 上柿崇英(2010a)「三つの“持続不可能性”――「サステイナビリティ学」の検討と「持続可能性」概念を掘り下げるための不可欠な契機について[PDF第1節・第3節抜粋]」(竹村牧男/中川光弘編『サステイナビリティとエコ・フィロソフィ―西洋と東洋の対話から』 ノンブル社 (第5章:pp.127-169))
論文
  1. 上柿崇英(2018)人間的〈関係性〉の構造と〈共同〉の成立条件―「ゼロ属性の倫理」と「不介入の倫理」をめぐって(『現代人間学・人間存在論研究』大阪府立大学環境哲学・人間学研究所現代人間学・人間存在論研究部会 第3号 pp.7-216)
  2. 上柿崇英(2017b)”人間”の存在論的基盤としての〈環境〉の構造と〈生〉の三契機――環境哲学と〈生〉の分析からのアプローチ(『現代人間学・人間存在論研究』大阪府立大学環境哲学・人間学研究所現代人間学・人間存在論研究部会 第2号 pp.7-175)
  3. 上柿崇英(2017a)「総合人間学と「中間理論」の方法論――総合人間学会「創立10 周年記念フォーラム」をうけて(Synthetic Anthropology and Methodology of "Intermediate Theory":In response to "The 10th Anniversary of JASAʼs Founding Forum")」(『総合人間学(電子ジャーナル版)』 総合人間学会 第11号、第1部 pp.15-31)
  4. 上柿崇英(2016a)現代人間学への社会的、時代的要請とその本質的課題――「理念なき時代」における〈人間〉の再定義をめぐって(『現代人間学・人間存在論研究』大阪府立大学環境哲学・人間学研究所現代人間学・人間存在論研究部会 第1号 pp.7-92)
  5. 上柿崇英(2014b)「『自己家畜化論』から『総合人間学的本性論・文明論』へ――小原秀雄『自己家畜化論』の再検討と総合人間学的理論構築のための一試論(From the "Theory of Self-Domestication" to the"Synthetic Anthropological Theories on Human Nature and Civilization; Rethinking of the Obara's "Theory of Self-Domestication" and a Trial Article for Constructing Synthetic Anthropological Theories)」(『総合人間学』 総合人間学会 第8号 pp. 142-146)
  6. 上柿崇英(2014a)環境哲学と環境倫理学の位置づけをめぐる一試論――“環境哲学”をキーコンセプトとする環境思想研究の射程(A Study on Places of Environmental Philosophy and Environmental Ethics: The Range of the Study of Environmental Thought with the Key Concept as Environmental Philosophy)」(『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第7号 pp.96-101)
  7. 上柿崇英(2013a)『社会的エコロジズム」』の立ち位置――エコロジズムと〈社会主義〉のイデオロギー的攻防(The Position of “Social Ecologism”:The Ideological Conflict between Ecologism and <Socialism>) (『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第6号 pp.2-10)
  8. TAMURA Makoto and UEGAKI Takahide(2012)"Development of an educational model for sustainability science: challenges in the Mind–Skills–Knowledge education at Ibaraki University" Sustainability Science 7(2) pp.253-265
  9. 上柿崇英(2011a)『サステイナビリティ学』における『人間システム』――人文科学のニッチと『意味言語』、人間存在論からのアプローチ(『「エコ・フィロソフィ」研究』、東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ、第5号、pp.131-146)
  10. 上柿崇英(2010b)「環境論的知の転回とその射程――『五つのリアクション』における近代批判の立体的構造」 『唯物論研究年誌:批判的知の復権』  青木書店、第15号 pp.105-129)
  11. 田村誠・上柿崇英(2010)心・技・知の全体にわたるサステイナビリティ学教育とその実践:茨城大学大学院サステイナビリティ学教育プログラムから見えるもの(Sustainability science education across skills-mind-knowledge:Challenges in graduate program on sustainability science at Ibaraki University)茨城大学人文科学部紀要『社会科学論集』 第50号 pp.105-125
  12. 上柿崇英(2009b)個別学術領域としての環境思想は存在しうるか――『プラグマティズム的転回』を批判的に包含する学術モデルの検討(Can Environmental Thoughts exist as an original discipline? :Consideration about academic model embracing pragmatic turn with criticism)(『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第3号 pp.31-38)
  13. 上柿崇英(2009a)『ウチへの志向性』と『ソトへの志向性』――<個と共同体の問題>への進化心理学的アプローチ(Centripetal Intentionality and Centrifugal intentionality: An Evolutionary Psychological Approach for the Problem of the Individual and the Community)『総合人間学:科学技術を人間学から問う』総合人間学会編 第3号 pp.178-190)
  14. 上柿崇英(2008)「近代批判の環境思想(The Environmental Thought of Modernity Criticism)(博士論文 東京農工大学 2008年9月提出)
  15. 上柿崇英(2007b)『社会―生態システム』論と公共圏――『リジリアンス』形成における公共圏の諸機能(The Theory of a Social-Ecological System and the Public Sphere: Functions of the Public Sphere on Building Resilience)」 (『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第1号 pp.34-41)
  16. 上柿崇英(2007a)生活世界の『人間的基盤』をもとめて――『共同的コミュニケーション』と社会的基盤へのコミュニケーション論的アプローチ(A Study of Human Foundation in Lifeworld: Communal Communication and Communication Approach to Social Foundations)( 『環境的正義の実現のための共生理念及び情報技術の思想的意義の研究(課題番号15520008)』(基盤研究(C))研究成果報告書 pp.63-80)
  17. 上柿崇英(2006)「コモンズ論と公共圏論の結合の試み――『環境の社会哲学』を目指して」『唯物論研究年誌:ジェンダー概念がひらく視界』 青木書店、第11号 pp.330-357)
口頭発表・講演・報告
  1. 上柿崇英(2017)「環境哲学とは何か?―― 『環境危機』・『持続可能性』を“哲学”する」(大阪府立大学公開講座 21世紀科学研究所セミナー 第5回思想・文化編、i-siteなんば、平成29年1月6日)
  2. 上柿崇英(2016)「〈総合〉の「中間理論」について」総合人間学会創立10周年記念フォーラム「この10年の試みから総合人間学における〈総合〉を問う」、國學院大學、平成28年5月22日)
  3. 上柿崇英(2015)「総合人間学における“総合”を考える――『総合の中間理論』の提起」(総合人間学会平成26年度第二回研究会 立教大学 平成26年3月21日)
  4. 上柿崇英(2014)「環境哲学から見る『自然』と『いのち』 ――持続可能性と人間存在の倫理」 (東洋大学TIEPh、茨城大学ICAS共催、国際セミナー「自然といのちの尊さについて考える」 東洋大学 平成26年2月22日)
  5. 上柿崇英(2014)「『自己家畜化論』から『総合人間学的本性論・文明論』へ」 (総合人間学会「〈自己家畜化〉論」研究会 第一回会合 日本医科大学 平成26年2月21日)
  6. 上柿崇英(2013)「総合人間学における理論的枠組みの構築をめざして――小原秀雄『自己家畜化論』を再読する」 (総合人間学会第7回関西談話会 京都産業大学 平成25年12月14日)
  7. 上柿崇英(2013)「学問としての『総合人間学』の課題――切り札としての『自己家畜化論』」 (総合人間学会第8回研究大会 名古屋学院大学 平成25年6月8日)
  8. 上柿崇英・田村誠(2010)「大学院教育における全学的なT字型環境人材育成モデル――『茨城大学大学院サステイナビリティ学教育プログラム』の実践から」(日本環境教育学会第21回大会 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 平成22年5月22日)
  9. 上柿崇英(2010)「三つの持続不可能性に対して環境思想は何ができるのか――持続可能性への社会哲学・社会理論の役割」 (環境思想教育研究会 第14回研究例会 東京農工大学 平成22年2月20日)
  10. 上柿崇英(2009)「環境思想の学術モデルと諸課題――環境思想とサステイナビリティ」 (唯物論研究協会第32回研究大会環境思想部会 金沢大学 平成21年11月7日)
  11. 上柿崇英(2009) 「個別学術領域としての“環境思想”の一定式化の試み」 (TIEPh(東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ)、ICAS/後援:サステイナビリティ学際連携研究機構「持続可能な発展と自然、人間」―西洋と東洋の対話から新しいエコ・フィロソフィを求めて」東洋大学 平成21年10月10日)
  12. 上柿崇英(2009)「『個と共同体の問題』に関する進化心理学的アプローチ―― 『個人主義の病理』と『共同性の病理』を人間本性から考える」(総合人間学会第二回若手研究部会 東京農工大学 平成21年2月27日)
  13. 上柿崇英(2008)「環境思想史から見たエコ・フィロソフィーの課題」 (茨城大学ICAS・東洋大学TIEPh共催 国際セミナー「持続可能な発展と自然、人間、西洋と東洋の対話から新しいエコ・フィロソフィを求めて―」 茨城県県南生涯学習センター 平成20年11月8日)
  14. 上柿崇英(2008)「“多様性”の“機能的な役割”と社会システムの持続性――“社会―生態システム論”の視点から」(共生社会システム学会 2008年度大会 東京農工大学 平成20年7月26日)
  15. 上柿崇英(2008)「了解的コミュニケーションと共同的コミュニケーション」(VICASI(Virtual Centor Advanced Studies in Institution) 第一回セミナー 平成20年4月21日)
  16. 上柿崇英(2007)「『ウチへの志向性』と『ソトへの志向性』」 (総合人間学会 第1回研究大会 明治大学 平成19年5月26日)
  17. 上柿崇英(2006)「持続不可能性と生活世界の『人間的基盤』――社会思想へのコミュニケーション論アプローチ」 (環境思想・教育研究会 第四回研究例会 東京農工大学 平成18年12月8日)
  18. 上柿崇英(2006)「コモンズ論と公共圏論の接点からみえるもの」 (環境思想・教育研究会 第1回基礎例会 東京農工大学 平成18年6月26日』)
  19. 上柿崇英(2005)「公共圏論とコモンズ論の相互補完性――ハーバーマスの「内的植民地化」とコモンズ論の接点を起点として」(唯物論研究協会第28回大会 秋田経済法科大学 平成17年10月23日)
  20. 上柿崇英(2005)「公共圏論とコモンズ論の接点をめぐって――生活世界の人間的基盤の再構築」 (環境思想研究会 東京工業大学 平成17年9月30日)
  21. 上柿崇英(2004)「ハーバーマスの『未完のプロジェクト』とアンチ・グローバリズム運動」( 唯物論研究協会第8回若手研究部会 法政大学 平成16年7月31日)
その他
  1. 上柿崇英(2017c)「〈完璧な世界〉への絶望と〈荒廃〉への希望――篠原雅武『複数性のエコロジー』(書評)」 (『図書新聞』、図書新聞、3304号、p.6)
  2. 上柿崇英(2015b)「環境哲学から見る『自然』と『いのち』 ――持続可能性と人間存在の倫理」(東洋大学「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブ 『「エコ・フィロソフィ」研究 第9号別冊』pp.34-44)
  3. 上柿崇英(2013c)「学問としての『総合人間学』の課題――切り札としての『自己家畜化論』――」総合人間学会編『3・11を総合人間学から考える』学文社 pp.142-146)
  4. 上柿崇英(2013b)「ラディカルな環境哲学を求めて――『環境哲学のラディカリズム』を読む――(Toward a Radical Environmental Philosophy:Reading Radicalism of Environmental Philosophy (『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第6号 pp.169-174)
  5. M, Tamura and T, Uegaki. (2011). 'Core compitencies (6-2)' in H.Komiyama, K.Takeuchi, H.Shiroyama and T.Mino (Eds.), Sustainability Science I: A Multidisciplinary Approach United Nations University Press.
  6. 上柿崇英(2010e)「『無限の経済成長』は虚構」 茨城大学ICAS(気候変動適応科学研究機関)編『茨城大学発持続可能な世界へ』 茨城新聞社 pp.144-145
  7. 上柿崇英(2010d) 「サステイナビリティと教育」第6章編者 茨城大学ICAS(気候変動適応科学研究機関)編 『茨城大学発持続可能な世界へ』 茨城新聞社 pp.202-203
  8. 上柿崇英(2009)「(新聞記事)無限の経済成長は虚構」(茨城新聞 茨城大学発・持続可能な世界へ(93) 環境、経済、社会⑧ 11頁 平成21年5月19日)
  9. 上柿崇英(2008)「(書評)ゴシップこそ社会的インタラクションの活力」(VICASI(Virtual Centor Advanced Studies in Institution)ウェブサイト)
  10. ジョン・クラーク/訳上柿崇英・尾関周二(2008) 「(翻訳)共同体のミクロ生態学」( 『環境思想・教育研究』 環境思想・教育研究会 第2号 pp.135-142)
  11. 小項目「目的合理性」 尾関周二・亀山純生他編『環境思想キーワード』青木書店 p.169