何人かの方にはすでにご紹介させていただきましたが共編ながら拙著が完成致しました。タイトルは『環境哲学と人間学の架橋』(世織書房)です(詳しくは チラシをご覧下さい)。
同書は、恩師の尾関先生との共編で、私は序文、第二章、第七章、後書きの四カ所を執筆しています。
環境学において“哲学”がいかなる役割を果たすのか、環境哲学とはいかなる学問分野なのかということを今回初めて体系的に示すことができました。またこれまで考えてきた現代における人間存在の問題について、「持続不可能性」というキーワードを媒介しながら展開しているのも特徴です。
何かの機会がございましたら、手にとっていただき、ご感想などいただけますと幸甚です。よろしくお願い致します。
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また、先日合わせてご紹介しました、
上柿崇英(2015)「〈生活世界〉の構造転換――“生” の三契機としての〈生存〉、〈存在〉、〈継承〉の概念とその現代的位相をめぐる人間学的一試論」
が掲載されている『自然といのちの尊さを考える』も刊行されました。
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