先日、多文化関係学会の先生からお声をかけていただき、年次大会の基調講演をさせていただく機会をいただきました。とてもアットホームな雰囲気で気持ちよくお話しをさせていただき、また普段接しない方々と交流できたことはとても良い体験でした。
この場を借りて、改めて感謝とお礼を申し上げたいと思います。
以下は、当日の音声に一部修正を加えたスライドを合成した動画と、その内容をテキスト化したものです。
前半部分では「ポストヒューマン」=「人間以後」という概念を手がかりに、最近の科学技術と人間存在の揺らぎをめぐる問題について確認し、後半では『〈自己完結社会〉の成立』で論じた「意のままにならない生」や〈世界了解〉、〈ヒューマニズム〉の問題がポストヒューマン化の進行するこの時代に何を投げかけているのかについて取りあげています。
よろしければ是非覗いてみてください。